-
本年度も大変お世話になりました。
-
2010.12.30 Thursday 22:442010年度もあっという間に終わってしまいましたが、本年度は日本で講演することも多く、学生さん向けに質問をもらうケースも多くありました。逆に自分より若いヒトの考え方や、流行のものを聞くと、また違った新鮮さをいただくこともありました。2010年度のタイの景気は前半は政情不安で混乱したものの、トータルでは好調を維持し、自動車、電機、農作物関連の銘柄は大きく上昇。インドネシア株式市場、フィリピン株式市場に匹敵する上昇でした。1月後半も、また日本で講演です。毎回数多くのご質問もお寄せいただき、ありがとうございます。それでは良いお年を。
-
よく利用するサイトアゴダのページ。
-
2010.12.29 Wednesday 20:36ナスダック上場の米系Priceline.com 株式会社のグループ企業で、世界中のホテルを取り扱うアジアの大手ホテルの予約サイトAgoda が、タイの航空会社のバンコク・エアウェイズと提携を組み、モルディブへの旅行お得情報を提供するとしています。アゴダはこちらです。東南アジア各国へ行く際にも便利です。
レビューを書くとポイントをくれるシステムなので口コミも多くあり、泊まったことのないホテルでもある程度まではわかるようになっています。 -
ホテルも増加するバンコクの市内
-
2010.12.28 Tuesday 20:27
ホテルなども続々と建設が進んでいます。
プルンチット駅前はタイ大林の建設でホテル・オークラが進出します。
ホリディインもスクンビット地区に誕生します。
こちらはノボテル。
「こちらはリッツカールトン・レジデンス」 -
空洞化の足音・自動車産業(3)(4)
-
2010.12.27 Monday 01:25バンコクの街中でもかなり増えてきました新型日産マーチ。そしてタイで生産される低価格車はまだまだ生産が続きます。2010年12月のタイランドインターナショナルモーターエキスポ2010では1 タイ生産「プリウス」が登場します。
2 ホンダの世界戦略小型車「ブリオ」が登場しました。2011年3月生産開始です。
3 モーターショーでも景気が良いのが分かります。アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド(本社:タイ・バンコク)は、タイランドインターナショナルモーターエキスポ2010で、2011年にタイとインドで発売を予定しているアジア市場向け新型小型車「BRIO(ブリオ)」のプロトタイプ「Honda BRIO Prototype」を、世界で初めて公開しました。華々しいニュースがタイで報道される一方で日本の場所場所によってはかなり深刻な現状であることがわかります。ここ10年は工場閉鎖が相次ぎ人口は約1万人減少。法人住民税は約2割減った。逆輸入が合理的だという結論に至った。 -
将来的にこのようになれば良いバンコクの路線図
-
2010.12.26 Sunday 20:41
バンコクの将来的な路線マップ図です。
何年かかるのかはさておき、建設業界なども早く進むことを期待しているそうです。
2011年度はグリーンラインの延長ラインでベーリン駅までが完成する予定となっています。
(遅延する可能性もあり。)
さて簡易型として期待されていたBRTシステムは渋滞を引き起こしています。
マスコットキャラまで準備しているのですが・・。
サトーン通りをまたいでチョンノンシー駅と連結する陸橋も建設中です。車両内部はいろいろと設備が整っています。
「GPSモニター設置」
「優先席も一応あります。」
[一応バリアフリー対応]
-
The Economist 日本特集(7/10)
-
2010.12.25 Saturday 05:05安心できない社会保障〜The Economist 日本特集(7/10)〜国家予算の中で最も急速に拡大している支出は社会保障関係費(年金、医療保険、福祉、雇用対策にかかる費用)で、1990年に11兆5000億円だったものが、2010年27兆2000億円に達すると予想されている。今では社会保障給付費の約7割が65歳以上の高齢者に支払われている。さらに悪いことに、人が長生きすればするほど、そうした高齢者を支える人が少なくなる。1960年代に公的年金制度が導入された時は、年金受給者1人につき、労働者が11人いた。今やその数は2.6人で、OECD平均の4人を大きく割り込んでいる。コンサルティング会社マッキンゼーの試算では、医療費の総額は2005年から2020年にかけてほぼ倍増し、次第に負担しきれなくなっていくという。特に大きな理由が、高齢者の増加だ。医療費と社会保障費は増大する。しかしながらそれを支える人間は確実に減っている。そのことに気づいている人は多いし実際取り組まなければならないことはわかっているのだが結局先送りしているのが現状。最近は高齢者の医療診察を拒否するケースも出ていると言うのを知人の方から相談されたことがあります。救急車でたらいまわしと言うこともニュース報道で出ているのを見た方も多いと思います。日本とタイの医療のシステムに関しての講演をやったことがあるのですがそのときも大変多くの反響がありました。いま治療を受けられるヒトはいいのですが、10年後、20年後同じ治療サービスを、同じ価格で受けられるのかどうかは医療関係者でも議論の分かれるところなのだそうです。
-
The Economist 日本特集(6/10)
-
2010.12.24 Friday 04:16バッテリーを充電して革新を〜The Economist 日本特集(6/10)〜日本は進取の気性に富んでいるが、その力をもっと有効活用する必要がある。企業内のイノベーション(技術革新)の伝統は日本に深く根づいており、その結果開発された製品のいくつかは、日本が高齢化社会に適応するうえで役立つかもしれない。日本には起業家精神に嫌悪感を持つような文化があると結論づける人もいる。銀行は新興企業への融資を渋る。ベンチャーキャピタルは数が少ない。これは、田んぼで培われ、昔から言い古された諺「出る杭は打たれる」を反映する日本社会の共同性を示すものだと言う人も多い。そういえば起業しにくいってのも日本のマイナス リスクの一つでもあり長期的に日本の経済にダメージを与えているってことを聞きます。成功すると知人友人から嫉妬などを買う人も実際いるそうです。ドリームゲートと呼ばれる通産省の取り組みや創業時の融資枠拡大などをおこなってきたものの2000年以降大型のベンチャーと言うのは ほとんど出てないのも残念なことです。最後にこの文章がとどめ。携帯ゲーム企業グリーの社長で、現在33歳の田中良和氏(グリーの上場によって、アジアで一番若い億万長者になったとされる)は、大半の若者は認識が甘すぎると考えている。「99%の日本の若者は、すべてがうまくいっていると思っている。それは誤りだ。日本は生きたまま茹でられるカエルと同じだ。ただ、今までは水が温かっただけだ」
-
スティーブ・ジョブズ-驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
-
2010.12.23 Thursday 01:00最近、面白いと思った「スティーブ・ジョブズ-驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則」を読み、これこそ、東南アジア全体の今の勢いを動画、プレゼンで伝えるべきなのだと強く思いました。特に3つ。「中間層が大きく台頭している新興国各国。」「インフラ大開発で生まれる大きな開発需要。」「経済統合&証券統合で生まれる巨大なインパクト」現に中国〜ラオス〜タイを横断する高速鉄道プロジェクトやインドネシアへ2兆円注ぎ込まれるプロジェクトなど、どんどん進んでいます。バンコクの街並みも5年前からすると驚くほどに変貌しています。
-
バンコク病院グループが同業大手買収
-
2010.12.22 Wednesday 22:08日本の証券会社ではどの程度認識があるかはさておき、タイでは病院が上場しています。こんな感じです。過去病院セクターに入っていたPRASIT PATANA(PYT)はNon Performing Groupに入っています。これにより、タイ最大の病院チェーングループは、事業規模が大きくなります。
-
比較的高い成長となる2011年のアジア経済
-
2010.12.21 Tuesday 01:03
日本総研のレポートで以下の記事が面白かったです。
http://www.jri.co.jp/report/asia/detail/5261/
2011年のアジア経済は先進国経済の成長率低下の影響を受けるものの、
アジアを含む新興国の需要拡大に支えられて
比較的高い成長になるものと予想される。
中国とインドは8%台後半の成長となろう。アジアの自動車市場は近年、中国とインドを中心に急拡大しているが、
ASEAN諸国でも順調に拡大ないし回復している。
2010年1〜9月の自動車販売台数は
インドネシアで前年同期比(以下同じ)+64.8%増、
タイで+51.8%増となり、
中国の伸び率(+36%増)を上回った。記事はたくさんのことを書いていますが
興味深い内容がかなりあります。
- <<戻る 1/3 ページ 次へ>>