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タイ少しずつ落ち着いてきました。
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2010.05.31 Monday 21:43先週の話ですが、19日の騒乱から明けて、24日のタイ証券取引所のマーケットはギリシャ経済危機と同時にニューヨーク証券取引所の株価下落、また先週のタイ軍部治安部隊と反政府デモ隊の衝突を受け木曜、金曜が休場、その再開となったために、5週間ぶりの安値となりました。また小売の分野ではセントラルパタナー(CPN) マイナス―8.8%ビッグシー(BIGC) プラス+0.53%サイアムマクロ(MAKRO) プラス +3.57%セントラルプラザホテル(CENTEL) マイナス-2.07%CPオール(CPALL) マイナス3.64%観光の分野ではタイ国際航空(THAI) マイナス―6.9%ドゥシタニ(DTC) マイナス0%エラワン(ERAWAN ) マイナス-0.92% でした。今週に入り、夜間外出禁止令も解除されて少しずつですがタイの生活も落ち着き始めています。
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21日になって落ち着いてきたバンコク市内
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2010.05.21 Friday 19:46金曜日のタイ証券取引所も休場です。ようやく落ち着きを見せてきたバンコク市内を見て回りました。道路の閉鎖、交通網はまだ回復していない状況です。タイ証券取引所(SET)などを見てきましたが1階部分がかなり焼け落ちていて、まだ修繕はおこなわれていません。報道されていないものでは、地下鉄MRT入り口部分などのガラスも叩き割られていたため、本日はガラスの取替え作業や修繕を行なっている最中でした。またラマ4世の交差点も信号を使わず手信号での交通整理でまだ復旧作業には時間がかかると見られています。
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19日明けてバンコクでの様子
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2010.05.20 Thursday 19:53こちらまだ閉鎖中のバンコク地下鉄(MRT)の入り口の様子。1階部分が燃えてしまったタイ証券取引所とその隣の図書館
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早朝か黒煙と爆発音の中で、
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2010.05.19 Wednesday 16:565月19日、ようやく反政府集会のUDDリーダーがデモを解散すると発表しています。早朝から黒い煙がもくもくと上がっていて本日は外出できないような気配でした。UDDグループが占拠するバンコク中心部のルンピニー公園ラマ4世通り、ラチャプラソン地区などに装甲車、軍隊が配備されて一斉に強制排除に入ったとのニュースが流れていました。その後。19日午後2時にはUDDリーダーがタイ軍隊の治安当局に投降したと発表されています。ただし残党の抵抗がまだ続いています。本日の様子を遠くから撮影。
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タイ経済&タイの政治の無料講座
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2010.05.17 Monday 19:23
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5月14日の衝突事件、バンコク中心部が閉鎖
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2010.05.15 Saturday 17:1814日の金曜日はバンコク中心部が閉鎖された影響もあって、幹線道路が大渋滞でした。バンコクのラチャプラソン地区を占拠しているタクシン支持派のUDDが、ラマ4世とサラデーン駅近くの交差点、ウィタユ通り、サトーン通りへの交差点などで治安部隊と衝突しています。タイのTVを見ていると報道関係機関の方もヘルメットや防弾チョッキ着用で状況を解説していました。死者は16人に増えた報道もあり、負傷者も今後まだ増えていきそうです。
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今度は電気と水道を停止すると発表。
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2010.05.12 Wednesday 20:5012日にタイのアピシット政権ではラチャプラソン地区の水道と電力を止める通知を出しています。ところが反政府集会のUDD側では自力でなんとかできると主張しています。タクシン派、反タクシン派の妥協点をさぐるポイントは容易では無くなってしまっています。憲法の改正問題なども複数残っています。もともとは比較的安定していたタイの政情はタクシン氏と言うこれまで無かったタイプの政治家が登場して独裁的な要素を出しつつ、様々な改革をおこなったことに既得の権益を持つ層、一部の中間層がこれに反発し始めたことがきっかけとしてあります。ある面では良いことも、ある面では悪いこともあったのがタクシン政権の時代だったのですが、ついに不満もピークに達して、その後2006年9月に軍事クーデター(無血)が発生しました。反タクシン派はタクシン氏を追放したものの、1年後の総選挙で再びタクシン支持者グループが勝利。タクシン氏支持派グループは地方を中心に支持基盤を残しています。2008年、2009年、2010年と変わらない対立構図のまま解決せず時間だけ流れていますが、なんとか早急にこの混乱は終わって欲しいものです。
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BRTシステムが完成するらしい。
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2010.05.10 Monday 21:53タイでは政情不安が続いているものの大量輸送インフラのひとつ、BRTシステムがようやく稼動するようです。チョンノンシー駅よりナラティワート通りを通過してラマ3世通りまで走り抜けるルートになります。これまでは輸送機関はバス、タクシーくらいでしたので大量輸送機関の登場で利便性が高まります。ラマ3世通りにはアユタヤ銀行(BAY)の大型ビル、大型コンドミニアムPANOなどもあります。そしてインターセクトと言うショッピングモールも出来る予定です。http://www.int-intersect.com/しかしながら当初もっと早く完成できたような気がするくらい遅い工事でした。ちなみに専用レーンはあわてて造っており2週間くらいで工事を終わらせていました。
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ようやくタイの政治の問題も明るさが・・。
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2010.05.05 Wednesday 14:15日本ではGW中ですが、世界のマーケットは動いてます。ギリシャ問題、イングランドやフィリピンの選挙、そしてタイの政情不安。5月4日火曜日のタイ証券取引所SET総合指数はSET796.86ポイントでプラス+33.35ポイント+4.37%の上昇でした。もう800ポイント間近だけども、この上がり方は過去に衝突事件などで下げていたものなので・・。その後、5月4日夜に、バンコクで反政府活動を続けるタクシン氏支持派幹部はアピシット政権が提示した和解案と総選挙に向けた動きを受け入れると発表しています。
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GW中の読書。
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2010.05.02 Sunday 14:07「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」http://www.amazon.co.jp/dp/4478012032/こちらはピータードラッカーの「マネジメント」と言う本をわかりやすく解説しています。一見すると安易でふざけた内容のようですが中身はとてもわかりやすく、かつしっかりした内容です。ストーリー仕立てになっているので、たしかに、高校生からドラッカーが学べる内容になっています。一番最初に来るマネジメントとはと言う項目でマネジャーは、人という特殊な資源とともに仕事をする。人はともに働く者に特別の資源を要求する。 人を管理する能力などは学ぶことはできる。だがそれだけでは十分ではない。 その根本的な資源が必要である。真摯さである。この真摯さと言う言葉はさらに続けて出てきます。マネジメントに対して、一番最初の重要な項目に「真摯さ」をドラッカー氏は求めています。かなり面白かったので。
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