さてタイでは特にガソリンの値段が高騰したため
代替燃料への移行が強く進められています。
石油精製 給油所経営大手 Bangchak Petroleum(バンチャ−ク石油)では
天然ガス自動車NGVの燃料充填所を開設するそうです。
タイ国エネルギー省では08年度末までには
420ヶ所、10年度末までには740ヶ所へ増えると予想しています。
さらに都内200箇所あるGS(ガソリンスタンド)での
プレミアムガソリンの販売をガソホールへ切り替えると発表。
(ガソホールとはガソリンに
5%のエタノールを入れたもの「ガソホール95」
10%のエタノールを混合したものを「ガソホール91」
と呼ぶ代替混合燃料)
このガソホールがタイでは1Lあたりの値段が1.5Baht安いことから
需要が急増。現在ガソホールの供給はプレミアムの2倍の販売量
となっています。
あと先日 酒造大手Thai BeverageがシンガポールでのSGX上場認可を
取得してしまいました。
資本金220億バーツ、IPOで新株70億株(額面は1バーツで)
調達資金は
債務返済 事業拡大 関連会社の株式取得などに当てる予定。
この会社は従業員数2万人 04年売り上げ900億バーツ
純利益100億バーツと言う巨大企業なため、かなり期待していたのに、
残念でなりません。(IPOも狙ってたのに・・)
宗教団体の反対により当面SET上場は無理と判断した
タイビバレッジの経営陣はシンガポールでの上場がベターと判断したのでしょうね。
ただ理由が良く分からずに反対運動などをしてしまう所が
タイ人らしいのですが将来的に考えたらかなりのマイナスイメージです。
(イメージだけでなく実際の影響も)
この会社はビアチャーン(象のマークのビール)
やメコン(ウイスキー)などで有名な酒造メーカーです。