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アセアン経済の概要です。その10
2011.09.09 Friday 21:02
JFA様の記事の転載です。 

東南アジアの各国の経済情報を、
現地の視点からお伝えしています、アセアン・ジャパン阿部です。

日本経済の行き詰まりが深刻化する中で、
財政の面、経済の面、人材の面、生活設計の面からも

「日本国内だけで考えていく」時代ではなく、
「世界とのつながりを考えていく」時代に入ってきた

と感じています。

今回はインドネシアの通信事情に関してです。


通信産業は既に日本では無くてはならないものに成長しています。
オフィスや仕事場には当たり前のようにパソコン、FAX、電話があります。

一方でようやくインフラ開発の分野が有望になって伸びつつあるのが、インドネシアです。
今回はそのインドネシアを取り上げます。


人口が2億3000万人を越えるインドネシアは
2010年度の一人当たりGDPが3000USドルを越えました。

2011年2月に、インドネシア中央統計局は
インドネシア国内の2010年の実質国内総生産(GDP)伸び率が
2009年の前年比+6.1%だったことを発表しています。

また、1人当たりのGDPは3004.9USドルと
初めて3000ドルを突破したことも発表しています。

このインドネシアの一人当たりのGDP伸び率は以下のようになっています。
1188ドル (2004年)
1300ドル (2005年)
1636ドル (2006年)
1916ドル (2007年)
2238ドル (2008年) 
2329ドル (2009年) ※データは全てJETROから参照

日本のGDPはまったく成長していない中で、
インドネシアは2004年の一人当たりGDPからおよそ3倍にも伸びているのです。


日本からはやや遠く感じるインドネシア。
以下に概況をまとめます。

国・地域名 インドネシア共和国 Republic of Indonesia

面積 1,922,570平方キロメートル(日本の5.1倍)

人口 2億3,137万人(2009年政府推計)

首都 ジャカルタ 人口922万人(2009年政府推計)

言語 インドネシア語

宗教 イスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教ほか

ジャカルタ市内を回ると、ホテルやショッピングセンターでは英語が通じますが、
やはり基本はインドネシア語です。

またジャカルタの北部とジャカルタ南部での街の様子がかなり違います。

今後BRICsに次ぐ巨大国家となることが予測されているインドネシア。

国家の成長段階で経済的な転換点とされる
「1人当たりのGDP(国内総生産)3000ドル」を越えていくと

中間層が伸び、高付加価値製品である自動車などの購買できる層も増えていき、
国民の消費生活が急速に変わり始めるとされています。

また、日本が3000ドルを超えたのは高度経済成長期の1975年前後ですが、
人口の多いBRICsは、ロシア、ブラジルに続き、
中国が2008年にこの壁を突破しています。(中国国家統計局発表は2009年1月)


それでは、本題の通信業界を解説します。

●インドネシアの通信企業・テレコムニカシ(TLKM)

携帯電話キャリアのテレコムニカシ(TLKM)。
日本で言うところのNTTドコモのような企業です。

テレコムニカシはインドネシア政府52.4%保有する国営企業ですが2009年度は、

売上  64,596B IDR 64兆5960億ルピア 
純利益  11,332B IDR 11兆3320億ルピアとなっています。
(※インドネシア証券取引所(IDX)データ参照)

参考に、日本で、ほぼ全ての人が知っている携帯電話加入者数トップの
NTTドコモは、

資本金 9496億7950万円(2010年3月31日現在)
売上高 連結:4兆2844億400万円(2009年度)となる大企業です。

このNTTドコモの携帯電話契約数が約5734万契約で、
日本国内の携帯電話市場における市場占有率が約48.8%となっています。
※2011年1月末時点  電気通信事業者協会 (TCA) 事業者別契約数より引用


さて、テレコムニカシは、インドネシア証券取引所以外にも、
ロンドン証券取引所、ニューヨーク証券取引所に上場しています。

インドネシア最大の総合情報通信企業であり、
2009年末時点での携帯電話加入者は8160万人もいる企業です。(NTTドコモの1.42倍!)

固定電話なども含めた加入者総数は 前年比+21.2%で合計 1億510万人と言う数字。
(※テレコムニカシ社HPより参照)

顧客単価などはまったく違うために、
一概にテレコムニカシの加入者数だけを見るのはよくありませんが、

日本はこれから少子高齢化社会、またこれ以上人口が大きく増えることを期待するのは
(非常に残念ながら)難しいのが現状です。

それよりも右肩成長する携帯電話市場の方が、
過去日本の経済がたどって来た方向を見ていく上で、

「インドネシア携帯1位の企業がどこまで大きくなるのか?」

と言うのは非常に面白いことではないかと考えます。


● 携帯通信の2位 インドサット(ISAT)

インドネシアの携帯電話キャリア2位は、
なんと中東の国カタールの資本になっています。

2009年度末のデータでは
売上  18,392B IDR 18兆3920億ルピア
純利益 1,498B IDR 1兆4980億ルピア となっています。

1967年に、インドネシア政府と米国ITT社の合弁企業として設立され、
2002年12月シンガポールのテマセク・ホールディングス傘下シンガポールの通信企業
シンガポール・テクノロジーズ傘下のSTテレメディアに売却しています。

しかしこの株式部分を
2008年にはカタールの通信会社カタール・テレコムが
STテレメディアが保有する株式40.8%を取得したことで、
テマセクの出資は解消され、カタール企業が大株主となっています。


● 携帯通信の3位 エクセル・アクシアタ(EXCL)

こちらはマレーシア企業の出資になっています。
携帯電話サービス3位XLアクシアタ(旧社名はエクセルコミンド)です。

1989年に設立され、Rajawaliグループ(PT Grahametropolitan Lestari)と
外国の投資家によって改編されてPT Excelcomindo Pratamaとなります。

1996年より本格的に通信事業参入し、ジャカルタ、バンドン、スラバヤのエリアから
サービスを開始。2005年にジャカルタ証券取引所に上場をしました。

2011年現在の大株主であるアクシアタ・グループ(Axiata Group)はマレーシアの通信大手です。

テレコム・マレーシアの移動体通信事業を中心とするTM International社が
2008年にマレーシア証券取引所(BRUSA)へ上場して、09年3月にAXIATAと社名変更しています。

アクシアタ・グループが展開する携帯キャリア事業は
東南アジアを中心に新興国各国に広がっていて、

マレーシア携帯キャリア     セルコム
スリランカ携帯キャリア     ダイアログテレコム
インドネシア携帯キャリア     XLアクシアタ
バングラディシュ携帯キャリア アクシアタ・バングラディシュ
シンガポール携帯キャリア   モバイル・ワン

など以外にもインド、イラン、パキスタンなどの企業へも出資しています。


日本では、ほぼ携帯キャリア3社で固定されていますが、
今後海外旅行先などで、携帯電話を利用したり、シムカードを購入したりする機会があるかもしれません。

(※シムカード SIM CARDはSubscriber Identity Module Cardの略称で、
GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている固有のID番号が記録されたICカードで、
世界各国多くの携帯電話ではこのカードを差し込めば携帯電話が使えるようになります。)


また日本で既に開始している3G携帯通信サービスにより、
携帯からネットショッピングができる時代に来ていますが、
新興国各国のモバイルショッピングはこれからです。

その際には、その国の携帯電話キャリアのブランドや、
どのくらいの普及度なのかを見ると、
その国が現在どのレベルにあるのかを見ることができるでしょう。

日本ではブームが去ってしまった携帯ゲームも、
もしかしたらアジア新興国ではブームになる可能性もあります。

そういう視点で「今後どのような時代が来るのか、またどのように対応するべきか」を
考えながら世界の経済を見るのも面白いかと考えます。


※上記記事は震災前に投稿した記事です。


(アセアンジャパン・コンサルティング代表 阿部俊之)

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