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アセアン経済の概要です。その2.
2011.06.05 Sunday 09:00
東南アジアの各国の経済情報を、現地の視点からお伝えしています、アセアン・ジャパン阿部です。
 
日本経済の行き詰まりが深刻化する中で、
財政の面、経済の面、人材の面、生活設計の面からも
 
「日本国内だけで考えていく」時代ではなく、
「世界とのつながりを考えていく」時代に入ってきた
 
と感じています。今回は日本が誇る自動車業界において、
 
タイへの進出が顕著になってきた動きに関して、タイの動き、日系自動車各メーカーの動きをお伝えします。
 


 
●東南アジアの自動車業界 タイの場合
 
マレーシアではマレーシア国産車として「プロトン」「プロドゥア」が。
インドネシアでは外資企業と組むかたちで、「アストラ・インターナショナル」が活躍していますが、
タイにおいては
日系自動車メーカーが90%のシェアを誇っています。

2010年度のタイ自動車生産台数は
タイ工業連盟(FTI)自動車部会によると、2010年のタイの自動車生産台数は
前年比+64.6%増で、過去最高の164万5304台。
 
このうち
乗用車は+76.9%増の55万4387台
商用車では+59.0%増で106万6759台。
2010年度は前年比+64.6%と言う大幅増となりました。

また販売台数も大幅増加しています。
 
2010年度のタイ国内の販売台数 順位 ※トヨタ・モーター・タイランド発表
 
1位 TOYOTA  326,007台
2位  ISUZU         152,787台
3位 HONDA   114,056台
4位  NISSAN         54,388台
5位  MITSUBISHI    39,549台
6位 MAZDA            35,143台
 
>>>タイの日系向け経済紙のNewsclipより引用<<<
 
2010年のタイの新車販売台数は前年比+45.8%増の80万357台と初めて80万台を超えた。
このうち乗用車は50.7%増の34万6644台で、
1トンピックアップトラックは40.6%増の38万7793台。
 
>>>ここまで<<<
 
※1トンピックアップトラックと言うのは新興国やアメリカで利用されるクルマで
米国での自動車の分類のひとつで、後ろに荷台スペースがあり、
アジアではよく見かける車種の一つです。



このように日系自動車メーカーが90%以上のシェアを誇り、残りを
アメリカ・GM、アメリカ・フォード、マレーシア・プロトンなどが追随するかたちになっています。  
 
かつていすゞ自動車がマーケットトップの時代もあったのですが、
セダン、小型車の人気も高まり、最近(2011年2月時点)ではタイで生産されたプリウスも
見かけるようになりました。
 
 
さて、何故タイでは自動車産業が好調なのでしょうか???
 
 
●好調なタイの自動車産業
 
日産自動車の作る新型マーチはタイ生産へ全て切り替え、日本へ輸出し発売されています。
街中で新型のマーチを見かけた方もいらっしゃると思います。
 
あれらは全部メイドインタイランドのクルマなのです。
 
また日産以外にも、ホンダ、三菱、トヨタ、スズキの各社は 
タイで生産するための動きをすでに開始していまして、
各社5年内に各社10万台を生産する計画です。
 
 
結果として、
タイ国内自動車生産200万台突破も2015年までに達成できると報道されています。
 
日系各社がこぞってタイで自動車生産を増やす背景にはいくつかの理由があります。
 
 
 
その1 エコカープロジェクト
 
タイの「エコカー」プロジェクトは、タイの投資委員会BOIが始めたプロジェクトで、
2007年から始まっています。
 
 
2007年に、
ホンダ、スズキ、日産、トヨタ、三菱、インドのタタ、VW(フォルクスワーゲン)の7 社が
この「エコカー」プロジェクトに申請をしました。
 
その後、VWとタタはこのプロジェクトの参加を取り止めています。
 
この「エコカープロジェクト」の基準は厳しいのですが、認定されると様々な恩典・優遇税制が受けられます。
 
 
タイ BOI は「エコカー」の規格として省エネ、環境対応、安全基準を規定していて
主な項目を挙げると
 
・投資額50億バーツ以上
・事業開始から5年目以降は、年間10万台以上製造すること
・燃費が1リットル当たり20キロ以上であること
・欧州の自動車排気ガス規制「ユーロ4」をクリアすること
 
などがあります。
 
しかしこの基準をクリアすることで
 
投資優遇が受けられ、
 
 
●最大8年間の法人税免除
 
●設備・機械の輸入関税が免除
 
●通常30%のタイ国内で販売する場合の自動車特定消費税率17%に優遇される
 
などの恩典が付与されます。
 
 
 
 
 
その2 BOI タイ投資委員会
 
前述したタイ投資委員会は、
1977年にタイへの投資促進のため設立された政府機関で、
その時の首相が委員長で、主要経済閣僚がメンバーとなっている組織です。
 
タイ投資委員会は、タイ国家経済の発展に合致する投資プロジェクトに対して
 
広範囲な財政的、非財政的な特典や保護を与えていて、この投資委員会に認可されると、
 
外資企業100%で進出できるケースもあります。
 
またBOIでは 生産拠点によりZone1〜3で恩典の付与レベルがあります。
 
 
 
 
 
その3 コスト
 
もちろん東南アジアの中でも、タイも徐々に賃金が上昇しつつありますが、
 
それでも一般工員の労働コストは日本の数分の1で雇用できます。
 
結果日本で、同じ作業をする工員が何人も雇えることになります。
 
 
 
 
その4 自由貿易協定による関税ゼロでの輸出
 
日本でもTPPに参加するのかしないのかで論議を呼んでいますが、
 
タイでは東南アジアを中心にしてFTA&EPAの締結を積極的に進めました。
 
 
 
 
結果、タイはFTA&EPAをオーストラリア、NZ、インドなどとも
 
締結済みとなり、輸出関税がほぼゼロに近いかたちで生産した製品を周辺国へ輸出しています。
 
また、2010年1月1日からは
 
中国とASEAN(東南アジア諸国連合)間の自由貿易協定(ACFTA)も発効。
 
ACFTAは、域内の人口が19億人と、人口規模では世界最大の自由貿易圏となり、
 
中国は13億人、ASEAN10カ国は約6億人の消費者を抱えるマーケットへリーチ出来るようになっています。
 
日本で製造したものを海外へ出すコストよりも
 
タイで製造したものを海外へ出すことのほうが有利に働くため、
 
タイで生産することを選ぶ企業が増加しています。
 
 
 
 
 
 
このように、タイの自動車産業では、明らかなメリットが数多くあるために、
 
2010年度の自動車生産台数で東南アジアの中でも圧倒的に伸びています。
 
世界がよりグローバル、ボーダレス、フラット化することで 産業構造の変化は 我々のマインド、歴史、社会を凌駕するペースで
 
スクラップ&ビルトが進んでいるのです。
 
 
 
 
 
これまでは、日本で走る自動車は、外車以外ほぼ全てがメイドインジャパンでした。
 
しかし日本のメーカーが作るクルマでもメイドインタイ、メイドインマレーシア、メイドインチャイナの時代がもう
 
すぐそこまで来ています。
 
ただクルマのロゴ・ブランドは日本のままなので、普通に生活していれば、このクルマがメイドインジャパンで
 
このクルマがメイドインアジアと言うのは気づかないままになるでしょう。
 
 
 
 
 
今後、あらゆる商品が日本にも入り込む時代になる一方で日本の良い製品を
 
海外へ売り込むマーケティングノウハウや営業手法が必要となる時代がやってきます。
 
その際に、以下に工夫して海外へ売り込むか。
 
以下に工夫して海外企業と連携していくのかが大きな鍵となりそうです。
 
日産マーチを見かけた際には、このお話を思い出していただければ幸いです。
 
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