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ミャンマーとタイ株の関連性
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2007.09.29 Saturday 01:51今回のミャンマーの問題で
タイ側とミャンマー政府との天然ガス販売交渉の遅延が
懸念されています。
ビルマ(タイの新聞ではビルマと書いています。)の大規模デモと
軍の衝突により、タイランドへ販売・供給される天然ガス
契約交渉が遅れる可能性が高まっているそうです。
タイ・エネルギー相のコメントで
ミャンマーでのM9鉱区での天然ガス田販売交渉を
2007年末までには完了する予定であったが、現在の1万人を超える
僧侶と民衆の大規模デモ
により今後の交渉が大幅に遅れる可能性を表明しました。
今後のミャンマー軍事政府の動向を見ながら、
判断をするとしています。
ただし、ミャンマーの豊富な天然ガスは魅力的な資源であり
タイの経済戦略上も必要な計画の一部としています。
タイ企業としてミャンマーでの天然ガスはすべてPTTEPが受け持っている
地域となります。そのため、ミャンマーの天然ガス鉱区の
ブロックM7とM9の権益を保有しています。
採取・輸送された天然ガスはPTTへ供給されます。
双方の株価は1週間前と比較してみます。
PTTEP 21日 135バーツ 28日 136バーツ
PTT 21日 332バーツ 28日 336バーツ
ほとんど影響ないようです。
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コメント
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2007/09/30 12:53 AM posted by: YAMAここ数日BANPUやUMSという石炭関係が上がっていますが、タイの火力発電は天然ガスと石炭が多いから、ミャンマーで天然ガスへの不安からか?石炭に注目が集まっているのでしょうか?
ところで、長井さんを銃殺した軍人ですが、You Tubeで見るとサンダル履きの兵隊です。あれは職業軍人ではなく、犯罪者を一時的に刑務所から出して最前線に出させている様です。恐ろしい国ですね。 -
2007/09/30 1:09 AM posted by: 国鉄15番どうでしょう?この騒乱を契機に、軍事政権寄りの中国をアメリカが叩くという話もあります。ミャンマーの資源狙いで支援を続ける中国をアメリカが良く思っていないのは明らか。もし中国市場がダメージを受けるとアジア全体が荒れる可能性もあると思いますが。
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2007/09/30 12:22 PM posted by: ABEYAMAさん、国鉄15番さんコメントありがとうございます。
石炭関連も来てますね。
BANPUなどメルマガ14号で紹介していますが、
あの当時5月25日の終値が216バーツでした。
9月28日金曜日の終値は334バーツ。
BANPUホルダーは凄いことになってます。
アメリカVS中国の利権争いの場にならなければ
良いのですが・・・。
本来ミャンマーの方々は穏やかな人が多いそうです。
積もり積もった怒りが引き起こしている
と言ってました。 -
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2007/09/29 3:16 AM posted by: --管理者の承認待ちトラックバックです。